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事業者栃木県足利市
見出し足利市新斎場、基本・実施設計を公告、2月に優先交渉権者選定、参加表明書13日まで  
掲載 2019年12月3日日本工業経済新聞(栃木版)  
本文

 足利市は、新斎場建設工事(新山町12-3)の基本・実施設計業務委託の公募型プロポーザルを公告した。参加表明書の提出期限は13日まで、企画提案書の提出期限は1月24日。2月上旬に優先交渉権者の選定結果を通知し、下旬に契約予定。委託期間は契約締結日から2021年7月16日まで。提案限度額は8520万円(税込み)。業務内容は基本設計、実施設計、地質調査、測量調査、アスベスト分析調査、ダイオキシン測定、火葬炉設備事業者選定支援。
 主な参加資格は19~20年度の市入札参加資格の建築関係建設コンサルタントの認定を受け、関東地方に本店。過去20年間に炉数4基以上の火葬場用途建物の全面建て替えによる建設工事の完成引き渡しを済ませた設計実績を有する者。
 管理技術者と照査技術者には豊富な経験と知識を有す一級建築士資格者を各1人以上配置し、建築分野の主任担当技術者は建築、構造、電気、機械ごとに1人ずつ置く。管理技術者と主任担当技術者は専任。債務負担行為による契約で、会計年度ごとに支払う。
 事業手法は民間活力導入と従来手法を比較検討した結果、公設公営方式を採用する。事業スケジュールは設計13カ月、建設工事は47カ月、41カ月、28カ月の3パターンを示した。総事業費は29億6100万円を見込んでいる。
 基本計画では①火葬部門(1500~1700平方m)②待合部門(700~900平方m)③式場部門(520~720平方m)-の3部門で構成。延べ床面積は2700~3400平方m規模。35年の将来火葬件数は年間2252人と推計し、火葬炉6基とする。
 斎場周辺には住宅地が広がり、駐車場不足から交通渋滞が発生。新斎場の駐車場は最大260台が必要。敷地南側隣接地の新山団地公園内に臨時駐車場を設け、進入路と退出路を明確に区分。周辺の住環境に悪影響を及ぼさないよう効率の良い車両動線を導く。
 火葬部門は炉機械室(火葬炉前室、再燃焼炉、監視・制御室、残灰室)300平方m、集塵機械室(バグフィルター・冷却装置)270平方m、告別室・収骨室(3室)198平方m、エントランスホール270平方m、霊安室、諸室(多目的トイレ、事務室、職員控室、倉庫、通路)。
 待合部門は待合室(54平方m6室、1室30人収容、可動式間仕切りで2室一体利用)216~324平方m、待合スペース300平方m、諸室(自販機コーナー、売店、キッズスペース、授乳室、多目的トイレ、更衣室、通路)。
 式場部門はロビー100平方m、式場(80人収容1室)160平方m、待合室(40人収容の洋部屋2室)90平方m、遺族控室(シャワー室や入浴設備の設置を検討)、諸室(事務室、会議室、業者控室、倉庫、多目的トイレ、通路)。
 事業費は委託費1億1400万円(基本設計3100万円、実施設計6500万円、造成設計1300万円、土質調査500万円)、工事費25億7900万円(建築17億5400万円、設備3億6800万円、炉・換気等3億3600万円、外構1億2100万円)。
 解体工事費2億2200万円(旧施設解体撤去、旧火葬炉解体撤去、旧舗装解体撤去、仮設建物解体撤去、仮設炉解体撤去)、備品購入費4600万円(運営システム整備4000万円、什器・備品600万円)。事業費は先進事例やメーカーのヒアリングで導いた。
 年間の維持管理コストは火葬炉運転業務4910万円、式場運営業務420万円、施設維持管理業務2800万円(建物・設備保守、外構管理、警備、環境衛生・清掃、備品管理、修繕)、火葬炉保守管理業務2900万円の計1億1100万円と算出した。
 市斎場は1976年の供用開始以来、築43年が経過。敷地面積は9780・24平方m(建物敷地4692・53平方m、駐車場5087・71平方m)。建物はRC造平屋建て建築面積1741・75平方m。建物や設備の経年劣化が進み、多くの問題に直面する。
 国道293号、主要地方道足利環状線に近接。JR足利駅から2・1㎞、東武足利市駅から2・7㎞に位置。交通利便性が高く、市内各地区からのアクセスは自動車利用で約30分。東側は風致地区指定の山林、北側は1級河川袋川が流れ、地形的に人目に触れにくい。
 新たな建て替え適地選定や都市計画決定手続きには長期間を要するだけに、現在地での建て替えに決定した。建物は刷新し、最新鋭設備を導入。周辺環境への調和と環境保全対策を万全に整え、安定的な運営を実現。併せてランニングコストを低減する。

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