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大野知事がスーパーボールパーク構想で見解

2019/12/16 埼玉建設新聞

 大野元裕知事は知事選で掲げた大宮スーパーボールパーク構想を2021年度に取りまとめる考えだ。県議会12月定例会における藤井健志議員の一般質問への答弁で、考えや思い入れを語った。

 構想は知事選で掲げていたもので、大宮公園を再整備して「来て、見て、参加して楽しい」公園にすることを意味している。

 構想のまとめに向けて、20年度前半から調査・検討を開始する。さらに20年後半には施設の有効活用策の検討にも入る計画だ。

 答弁で大野知事はまず、18年度に有識者委員会から提言のあった大宮公園グランドデザインについて「長期的な視点から公園の目指すべき将来像や土地利用の方向性を示すゾーニングを明らかにし、再整備に向けた基本的な構想を示したもの」との認識を示した。

 その上で「グランドデザインに加えて、大宮公園の主要施設である野球場、サッカー場などを活用して、より魅力のある公園を目指す」と答えた。

 また仮に大規模な施設を建設することになった場合は「その財源確保が課題となり、整備・運営の手法については、民間の資金やノウハウを活用した公民連携は欠かせないテーマ」と言及した。

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