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(社)埼玉県空調衛生設備協会

人材の採用テーマに月例会を開催

2019/12/18 埼玉建設新聞

 埼玉県空調衛生設備協会(飯沼章会長)は13日、さいたま市中央区の埼玉県管工事会館3階大会議室12月の月例会を開催した。中小企業診断士の中川健治氏を講師に招き、人材の採用・確保と定着、必要な求人の方法や職場で存分に活躍できる社内環境づくりなどについて会員に情報を提供した。

 飯沼会長は冒頭のあいさつの中で、日頃の協会運営と県営住宅の保守点検、休日夜間の緊急修繕への対応に感謝の言葉を述べた後、講演趣旨を説明。また県設備課との意見交換会を開き、現場で苦労している現状をしっかりと説明し積極的に対応する旨の回答を受けたことや、県住宅供給公社との意見交換で夜間休日の緊急修繕に対応する厳しさをはっきりと伝え、問題解決に努める回答を得られたことを説明。

 最後に「少しでも緊急修繕が無くなるよう、日々の修繕をしっかりと行っていただければと思います。今日は長時間になると思いますが、是非、今後の参考にしていただければ」と語った。

 続く講演では、中川氏が『人材の採用・確保と定着』と題して講演。中川氏は、4月に施行された働き方改革関連法の中で、働き方モデルの構築などを研究し、埼玉県からも委嘱を受けるとともに県内各地で講演実績を持つ。講演では、人材確保やその方法、職場定着のための社内環境づくりなどについて語り、参加者は今後の会社運営の参考とした。

 そのほか報告・連絡事項として、官製談合防止法・刑法・独禁法違反行為の具体例などについて情報提供した。

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