松本市はJR村井駅周辺整備で東西自由通路と新駅舎の基本設計がまとまったとしてその概要を明らかにした。構造はS造で地上3階建て、延べ床面積は約1700㎡。概算建築費は約20億円で、来年度から仮設工事や東西自由通路の本体工事に着手する。
同事業は昨年10月、JR東日本と協定を締結して基本設計に着手した。公表された概要によると、東西通路と新駅舎の主な構造は、S造で地上3階建て、建築面積約990㎡、延べ床面積は約1700㎡。東西自由通路の延長は39.6m、幅員4.0m、階段は約20m×2カ所、東西エレベーターは15人乗りを2基、東西の階段下に公衆用トイレを設置する。概算建築費は周辺施設整備と鉄道施設改修事業費等は含まず約20億円。
本年度は東西自由通路と駅舎の実施設計を実施するとともに東西駅前広場の概略設計と施設整備を検討する。来年度から仮設工事や東西自由通路の本体工事に着手し2022年度以降の供用開始を目指す。