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事業者栃木県下都賀農業振興事務所
見出し下都賀農振、大谷東部83.6haを整備、非農用地に小山市が工業団地計画、21年度着工目指す、総事業費  
掲載 2020年1月11日日本工業経済新聞(栃木版)  
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 県下都賀農業振興事務所は大谷東部地区(小山市)の農地整備事業計画を固めた。1級河川西仁連川沿いの区域124・9haのうち約83・6haを対象に圃場の大区画化や用水路、排水路、道路の整備を一体的に実施。ほぼ全域に暗渠排水工を設置する。事業予定期間は2020~25年度、総事業費は約18億2800万円。21年度からの着工を目指しており、20年度は換地業務や実施設計(現地調査)を進める方針。事業では新4号国道の北側に非農用地22・5haを創出。小山市が工業団地を計画している。
 計画地は茨城県結城市境を流れる西仁連川右岸の南北に細長い農地。関係土地改良区は小山市大谷東部土地改良区。戦前に耕地整理された標準20㌃の小区画水田が広がっており、用水は主に西仁連川の各堰から取水。ため池の武井溜のほかに揚水機も一部利用されている。
 多くの水路が用排水兼用の土水路で維持管理に多大な労力が必要。河川にも近く地下水位が高いため転作に支障を来している。農作業道も狭く、農地整備事業によって収益性の高い作物を栽培できる汎用性の高い生産基盤を創出する。
 計画では農地は標準1ha(耕区125m×80m)の大区画化を図りながら道路や3面張りの用水路、排水路を整備。6割以上は1haの区画とする考え。揚水機は3基を整備。排水先の西仁連川に樋管を6カ所設置する予定。
 計画している事業量は整地工83・6ha(工事費約5億500万円)、道路工7・2㎞(1億3600万円)、用水路工11・5㎞(2億1300万円)、水源施設3基(3500万円)、排水路工10・9㎞(3億9900万円)、排水施設6カ所(7400万円)、暗渠排水工81・4ha(2億4500万円)。測量試験費は約2億600万円を見込んでいる。
 道路は全幅5mで砂利舗装。用水路の標準断面は幅30~60㌢×深さ30~60㌢。小排水路は40~90㌢×40~90㌢。支線排水路は幅100~200㌢×深さ60~90㌢、幅40~200㌢×深さ40~90㌢。暗渠排水工はφ7・5~15・7㌢の素焼土管を埋設する。
 生態系配慮施設として西仁連川沿いの区域狭窄部にビオトープを整備。用地は非農用地約1000平方mを充てる予定。
 また、武井溜と西仁連川を結ぶ水路、ビオトープ周辺などに深み水路や魚道落差工、転落防止用水路蓋などを適宜設置。生物の生息環境と移動空間を確保する。生態系保全施設の工事費には1500万円を見込んでいる。
 用水源の西仁連川には舞鶴堰、二国堰、田間堰などがあり、このうち田間堰は17年度に小山市が改修を実施している。
 非農用地を活用した小山市による工業団地は新4号に面する区域を想定。国道50号に近く、圏央道五霞インターチェンジへの交通アクセスも良好なエリア。付近では小山市が県営農地整備事業塚崎・東野田地区の非農用地を利用し、新4号沿いに工業団地のテクノパーク小山南部の工事を進めている。

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