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ゼロ災向け決意新た/県建産連が新年の工始祭で安全祈願

2020/01/16 新潟建設新聞

 新潟県建設産業団体連合会(植木義明会長)は14日、新潟市内の白山神社で工始祭を執り行った。工始祭は、年頭に作業の安全と建物の永遠の繁栄を祈願する恒例行事の一つ。

 白山神社拝殿での祝詞奏上後、新潟市建築組合連合会有志による「匠始ノ儀式(たくみはじめのぎしき)」では、鋸ノ儀(のこぎりのぎ)、墨指し・墨付ノ儀(すみさし、すみつけのぎ)、釿打ノ儀(ちょうなうちのぎ)、鉋ノ儀(かんなのぎ)のほか、槌打ノ儀(つちうちのぎ)が古式にのっとり厳かに行われ、続いて植木会長や構成団体の各代表、国土交通省北陸地方整備局の吉岡幹夫局長らが玉串を奉げ、ことし一年の安全作業などを祈願した。

 植木会長は死亡災害ゼロ、労働災害の根絶に向け、決意を新たにするとともに「建設業にまい進できる充実した一年となれば」と述べ、業界のさらなる発展を期待した。


【写真=全国的にも珍しい工始祭】

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