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地鎮祭を挙行 安田工場新築が起工/水島鉄工

2020/01/22 新潟建設新聞

 水島鉄工㈱(南秀樹代表取締役社長、阿賀野市京ヶ瀬工業団地3610-155)が、県営東部産業団地で計画する「安田工場新築工事」の地鎮祭が18日、現地で催された。同社の関係者、田中清善阿賀野市長、地元県議会議員や設計者、施工者らおよそ50人が参加。全員で工事の安全を祈願した。

地鎮の儀では、斉鎌を藤田設計の藤田寛之代表取締役社長、斉鍬を水島鉄工の水島雅晴代表取締役会長と南秀樹代表取締役社長、斉鋤を加賀田組新潟支店常務執行役員の阿部清支店長が執り行った。

 あいさつに立った南社長は「県や市から応援していただいているので、それに応えるべく努めてまいりたい」と述べ、田中市長は「待ちに待った起工式を迎えることができ大変うれしく思う。地域をここから支えて盛り上げていってもらいたい」と期待のコメントを寄せた。

 また藤田設計の藤田社長は「これから春に向けて工事が本格化する。無事故で完成してもらいたい」と話し、施工を担当する加賀田組の現場代理人小山直哉氏は「無事故、無災害で良い品質の建物を引き渡すことができるよう、安全第一で取り組んでまいりたい」と意気込みを語った。

同工事は阿賀野市の京ヶ瀬工業団地3610-153地内にある既存工場が手狭になってきたことから、情報板柱、電光掲示板の支柱など、一部生産拠点を新工場に移すもの。

 場所は、阿賀野市かがやき甲4024-19ほか地内の敷地面積2万4913・64㎡。

 規模はS造平屋建て、床面積5508・15㎡。8月中旬の完成、9月ごろの稼働を目指す。

 同社は1908年創業。水管橋・ガス管橋のほか、塗覆装鋼製異形管・ステンレス鋼製異形管、道路情報施設鋼構造物などの鋼管加工を行い、新潟県内外で幅広く事業を展開している。


【写真=関係者ら全員で記念撮影、安田新工場の完成予想図】

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