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埼玉県さいたま市

さいたま市が周産期棟中規模修繕を8億円で

2020/02/12 埼玉建設新聞

 さいたま市は新市立病院建設の一環で、周産期棟の中規模修繕を計画している。2020年度当初予算案に2カ年継続費8億4392万4000円を設定した。年割額は20年度4億6884万8000円、21年度3億7507万6000円。年度明け早期に一般競争入札を公告する見通し。工期は約18カ月を想定、新病院グランドオープンまでに完成させたい考え。市内業者への発注が大前提。限られた工期の中でJV構成、工種分離などの発注形態を検討する。

 中規模修繕は市公共施設マネジメントに準じた形で行う。内容は施設の内外装が対象。屋上防水、外壁、建具、内部仕上げ(天井・壁・床の劣化部分)、便所全面、全館電気設備(電力、受変電、通信・情報など)、全館機械設備(空調、自動制御、給排水衛生など)、外構などを改修する。

 用途は現機能から1階は救急医療臨床教育研修室、2階がスポーツリハビリテーション施設。3階についてはシミュレーションラボに変更する予定。施設規模はRC造4階建て、延べ床面積2048・36㎡。01年に竣工した。敷地面積は病院全体で4万5291・12㎡。同施設の建築元施工は銭高組・斎藤工業JVが務めた。

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