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建設業労働災害防止協会長野県支部

関心高く80人参加/コンパクトコスモス説明会

2020/02/15 長野建設新聞

 建設業労働災防止協会県支部(木下修支部長)は13日、建設業労働安全衛生マネジメントシステムの一つとして建災防が開発した「コンパクトコスモス」の説明会を松本市の松筑建設会館で開催した。会員のほか県の関係職員など80人が参加。関心の高さをうかがわせた。

 コンパクトコスモスは中小規模事業場向けに開発したニューコスモスに対応しながら、さらに地場の中小企業が負担に感じることなく労働安全衛生システムを構築、運用できるように改良。2019年10月から認定を開始している。

 説明会の冒頭、県建設業協会の大月昭二特任理事は「コスモスの取り組みを行っている企業の労災発生率は、それ以外に比べ19%低く、効果は立証済み。今後、災害復旧や減災・防災工事が多数発注される。県民の安心・安全を守るという責務を担う皆さま方にコスモスを習得していただき、この急場を無事故・無災害でしのいでほしい」と要望。

 建災防の市橋雄一郎システム企画課長は「コンパクトコスモスは専用のツールを使うことにより書類作成の負担を大幅に軽減している。また、認定費用も従来に比べ約半額に抑えている」と特徴を紹介した。

 その後、建災防の担当職員がコスモスの有効性やコンパクトコスモスの詳細を説明。参加者は熱心に聴講していた。

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