記事

事業者
栃木県小山地区広域保健衛生組合

小山広域予算、普通建設費12.2億、第2期エネ改修施設に設計費

2020/03/13 日本工業経済新聞(栃木版)

 小山広域保健衛生組合(管理者・大久保寿夫小山市長)議会は12日、2020年度当初予算を承認した。一般会計は前年度比18・3%増の44億3603万9000円。普通建設事業費は12億2199万1000円となり、構成比の27・5%を占めている。粗大ごみ処理施設解体工事に20~21年度の継続費10億2808万4000円を設定。同日に条件付き一般競争入札を公告した。

 中央清掃センター敷地内(小山市塩沢)に建設を計画している第2期エネルギー回収推進施設は基本設計委託に8365万5000円。施設規模は日量180㌧に拡大設定し、新たに下野市石橋地区の可燃ごみを受け入れる計画。建設期間は4年間を想定した。

 中央清掃センターは焼却施設補修工事に4億385万円を計上。ごみ・灰クレーン補修工事、電気集塵機補修工事、焼却設備補修工事、その他設備補修工事に振り分ける。各種測定分析委託は298万6000円。放射性物質の調査や排ガス分析計点検を実施する。

 小山聖苑改修は火葬炉設備工事に1億6215万6000円、施設工事に5386万円を配分。施設工事は補修工事、屋上防水改修工事、床張り替え工事を予定している。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら