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新潟県新潟市

市役所本庁舎再編で改修着手

2020/03/18 新潟建設新聞

 新潟市は、新年度当初予算案で庁舎再編に伴う市役所本庁舎の整備に1億3700万円を計上した。改修工事には9814万5000円、同委託に490万円を充てるほか、電話、システム移設に2295万5000円、引っ越し業務に1100万円を充当する。5月から順次、本庁舎各課の再配置やエレベーターの撤去工事などを実施する=表=。

 改修工事は、地下1階で間仕切壁の撤去・新設、地下1階食堂部は厨房機器、電灯設備、動力設備、空調設備、天井等を撤去し、間仕切壁、天井、電灯設備、情報通信設備、空調設備を新設する。1階ではエスカレーター撤去と空調設備の一部を新設。2階は間仕切壁の新設と情報通信設備の更新、空調設備を一部新設。4階では間仕切壁の新設、5階では間仕切壁の撤去・新設、電灯設備の一部新設、情報通信設備の更新を実施する。

 本庁舎再配置後は、地下1階に福祉部保険年金課、会計課、健康管理室が移動。2階に環境部、土木部、下水道部が入り、4階に財務部財政課と財務企画課を再配置。5階には総務課とICT政策課が入る。1階と3階は現在と同じ。

 また市役所本館の一部機能の移転先となる、ふるまち庁舎の整備には6300万円を盛り込み、引っ越し業務に2300万円、電話、システム移設、標識整備に4000万円を充てる。

 引っ越しは4月中旬から部署単位で段階的に行い、順次、新庁舎での業務を開始。来庁舎の受け入れは、庁舎オープンの5月7日からとなっている。

 ふるまち庁舎には、3階に財務部(税関係)、4階に農林水産部、教育委員会、5階に文化スポーツ部、観光・国際交流部、経済部、都市政策部、6階に建築部が入る。

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