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茨城県つくばみらい市

7億で防災無線デジタル化/20年度予算案

2020/03/19 日本工業経済新聞(茨城版)

つくばみらい市(小田川浩市長)の2020年度当初予算案が発表された。主なものでは、防災行政無線デジタル化事業に7億913万円、保健福祉センター管理事業に7314万円、(仮称)つくばみらいスマートインターチェンジ関連事業に6558万9000円を計上したほか、認定こども園等施設整備事業補助金に2億3711万6000円を設定。

 (2面に予算案の主な事業を掲載)


一般会計の総額は203億6961万1000円。前年度と比べ7・8%増。普通建設事業費は同128・1%の増で16億5791万7000円。 まず防災行政無線デジタル化事業では、伊奈庁舎3階にあるアナログ設備を従来よりも高性能にするための全面的なデジタル化に7億913万円。公告時期は4月を予定。令和2年度中に工事を完了する。

 公園維持管理では、みらいの森公園(富士見ヶ丘1―25)の法面工事のほか、6カ所の遊具改修に544万1000円。 また、保健福祉センター(古川1015―1)では施設内全ての空調設備改修工事に5484万6000円。

 スマートインターチェンジ関連事業では、測量業務委託(流末排水路測量業務等)に1430万円、関係機関協議等支援業務委託(権利者合意形成支援、協議図面作成)に464万2000円。 さらに、認定こども園等施設整備補助金に2億3711万6000円を設定。対象は社会福祉法人照桑福祉会の保育園新設と、市社会福祉協議会のふれあい第1保育園の園舎増築。

 一方、水道事業会計を見ると、排水管布設替工事(伊奈東、西ノ台、小絹)に1億1623万7000円。

 緊急時給水拠点確保等事業では配水管布設工事(上島)に1億円。

 谷和原浄水場(川崎1886)の施設更新工事には3億7800万円を盛る。更新は3カ年計画で、総事業費は10億1403万2000円。

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