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事業者栃木県県土整備部
見出し県土整備部、永野川、荒川など総事業費341億、掘削や引堤、堤防嵩上げ、5河川の改良復旧が採択  
掲載 2020年3月25日日本工業経済新聞(栃木版)  
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 県県土整備部は24日、昨年10月の台風19号で被災した5河川の改良復旧事業が国に採択されたと発表した。対象河川は永野川(栃木市)、秋山川(佐野市)、荒川(那須烏山市)、思川(鹿沼市)、黒川(壬生町)。災害復旧助成事業と災害関連事業を適用し、予定期間は最短の黒川などが2021年度、最長の秋山川が24年度。総事業費は約341億円(災害費約60億円を含む)。本格的な工事は秋口から着手。黒川の掘削工や思川、荒川の護岸工など一部工事は第1四半期から発注する。
 永野川(大平町~皆川城内町)は延長10・6㎞。事業予定期間は19~23年度。事業費は約192億円(災害費約15億円)。国道50号から赤津川合流部までの区間9・9㎞のほか、上流に位置する藤川合流部の下流0・6㎞と上流0・1㎞が対象。河川幅が狭いJR橋梁区間が含まれており河道掘削や堤防の嵩上げ、橋梁架け替えなどを進めていく。
 秋山川(大橋町)は1月に公表された河川激甚災害対策特別緊急事業(植下町~大橋町2・7㎞)の間に位置する大橋上流の0・25㎞区間が採択。事業費は約5億円(災害費約3億円)、事業予定期間は19~21年度。
 激特事業の区間と合わせ延長3㎞、事業費約62億円で事業予定期間は19~24年度となる。河道掘削や引堤、築堤、大橋の架け替えや統合堰の整備などが実施される見込み。
 荒川(向田~藤田)は延長5・9㎞、事業予定期間19~22年度、事業費約60億円(災害費約32億円)。広域河川改修事業区間に隣接する向田地区の1・5㎞と藤田地区など上流の4・4㎞が対象区間。堤防の嵩上げや橋梁工、築堤、護岸工、掘削などを行う。
 思川(久野~口粟野)は延長3・2㎞、事業予定期間19~22年度、事業費約23億円(災害費約8億円)。主要地方道鹿沼足尾線柳橋から上流区間で河道掘削や引堤などを実施。粟野川との合流部では低水護岸も施工する予定。
 黒川(福和田~上稲葉)は延長2・9㎞、事業予定期間19~21年度、事業費約4億円(災害費約2億円)。事業区間のうち改良が必要な個所で河道掘削や引堤などによる工事を実施する。
 採択された5河川以外で改良復旧事業の導入に向け国と協議を進めるのは宇都宮市の田川と栃木市の巴波川。いずれも市街地区間では堤防決壊や護岸破堤などの施設被害がなかったものの、溢水による市街地への浸水被害が発生した。
 川沿いは市街化され拡幅や堤防整備による改修が困難なことに加え、観光資源やシンボルとしてまちづくりとも関係が深く、田川については宇都宮市と、巴波川については国や栃木市と対策工法を検討する。21年度の事業着手を目指していおり、遊水地やバイパス捷水路などの対策が検討される見通し。

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