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埼玉県久喜宮代衛生組合

久喜宮代衛生組合が20年度予算でLED化に工事費3285万円

2020/04/06 埼玉建設新聞

 久喜宮代衛生組合(管理者・梅田修一久喜市長)は2020年度予算で照明LED化に向けた工事費総額3285万7000円を確保した。久喜宮代清掃センターなど3施設を対象に、屋内外の水銀灯116基を取り替える。また、新し尿処理施設の有力な候補地となっている八甫清掃センターで、大規模改修を見据えた長寿命化総合計画策定支援業務に委託費990万円、生活環境影響調査には委託費2200万円の債務負担行為(20~21年度)を設定した。

 照明LED化は、21年1月から水銀灯の製造や輸出入が禁止されることを受け、清掃センター3カ所の照明を一斉に更新するもの。敷地内の街路灯をはじめ、ごみ処理施設内、し尿処理施設内の水銀灯も取り替える。

 設計は直営で6月をめどにまとめる。発注方式や時期は未定。各清掃センターで対象となる照明数は別表のとおり。

 また、新し尿処理施設の整備候補地となる八甫清掃センターでは、同地に決まった際に備え予算を確保した。国の交付金対象事業とするため、改修に向けた長寿命化総合計画するとともに、適正な環境配慮を行うための現況調査を実施する。

 現在、し尿処理施設を八甫清掃センターに統合する方向で久喜市が地元調整を進めている。

 予算総額は39億1267万9000円となり、対前年度比6・5%増となった。


【別表=各清掃センターの照明数】

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