坂戸市は庁舎エレベーター改修を計画している。２０２０年度予算で総額１４００万円の債務負担行為（20～21年度）を設定している。６月に指名競争する。21年年末の庁舎休業期間中を中心とした工期となる見通し。

　エレベーターは庁舎に唯一設置しているものが対象となる。老朽化に伴い巻き上げ機や配電設備など、稼働に関わる部品を入れ替える。化粧板改修など、内装も更新する。現在の寸法からの変更は行わない。設計は直営でまとめている。

　現況は間口１・６ｍ、奥行１・３５ｍ、床面積２・１６㎡。積載荷重が９００㎏で、定員は13名となる。機械室が付属したロープ式となっている。製造メーカーは日立ビルシステム。

　庁舎開庁中の施工が不可能であり、20年度年末年始に施工できる企業が少ない状態にある。21年度年末年始に着手できる企業を選定するため、２カ年の債務負担行為を組み込んだ。