記事

事業者
埼玉県川口市

川口市が8月に鳩ヶ谷公民館解体へ

2020/04/10 埼玉建設新聞

 川口市は建て替えを計画中の鳩ヶ谷公民館について、解体工事に関する一般競争入札を8月ごろに公告する。当初予算で工事費2億320万7000円を2カ年継続費に設定した。9月議会を経て本契約を結ぶ見通し。また建設工事の発注時期は2021年7~9月を想定。建築・電気・機械設備工事をそれぞれ指名競争入札により発注する。工期は同年10月~23年2月末を見込む。

 継続費の年割額は20年度7961万1000円、21年度1億2359万6000円。

 既存の鳩ヶ谷公民館(坂下町3-2-2)はRC造3階建て、延べ床面積1060・55㎡。敷地内の防火水槽なども併せて解体する。解体を含む実施設計はサトウ設計(川口市、048-295-9816)が21年3月納期で進めている。

 新築規模はRC造3階建て、延べ床面積約2100㎡を想定。またバリアフリー化に向けてエレベータを新設する方針も示した。部屋は多目的ホール、会議室、料理実習室、和室などを設けるとみられる。

 耐震安全性は構造体Ⅱ類、建築非構造部材B類、建築設備乙類に分類している。

 同公民館は老朽化に加え、08年の耐震診断で基準を下回るIs値が算出された経緯がある。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら