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(社)長野県建設業協会木曽支部

新たな木曽支部長に大沢氏

2020/04/18 長野建設新聞

長野県建設業協会木曽支部は16日、第66回通常総会を開き、任期満了に伴う役員改選は、最初に会員による投票で選任された理事の中から、新支部長に大沢謙一氏(名工土木)を選出した。支部長だった加藤晋悟氏は相談役に就いた。

今回の総会は、新型コロナの感染拡大の影響から、総会の決議事項は、書面による議決権行使の賛成により議決された。

承認された本年度の事業計画は①入札制度、失格基準価格の改善、地域要件の改善、総合評価方式の改善の提言②公共事業予算の確保並びに災害に強い社会資本整備の要請③実効性のある災害対応・対策が図られるよう、県との災害協定に基づく体制の整備④建設業労働災害防止協会と連携し、安全教育の実施と災害防止の徹底-としている。

大沢支部長と加藤前支部長のあいさつは次の通り。

【大沢新支部長新任あいさつ】新木曽支部長として支部会員の皆さんにお願いしたいこと、そして考えていただきたいのは、協力、強調、そして建設業存続のための工夫の三つです。過去からの価格競争による不毛の時代は終わらせなければなりません。各地で頻発する災害に対処する地元建設業者が、一致団結して事に当っていることが、世間の大きな信頼を勝ち得ていることは皆さんご存知のところです。そのように長野県建設業協会木曽支部はあり続けたいと願います。そのためには、会員皆さんのお知恵とお力をお借りしなければなりません。ご協力とご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

【加藤晋悟氏退任あいさつ】

1995年(平成7年)木曽支部の監事を任命されてから、25年間もの間、支部の役員を務めさせていただきました。その間、何人もの先輩の役員と一緒に活動をさせていただき、貴重な経験を積まさせていただきました。長野県の公共予算額が、4000億円も盛られていた平成の初めのころから、政権も変わり予算が1000億円さらにあらゆる設計単価も落ちるまで落ち込んだ激動の平成の時代をよく会社もたたまず、乗り越えたものだと感慨深く振り返っています。今のコロナウィルスを乗り越えて、僕にとってまた協会にとって令和が、良い時代となるように、心新たに頑張りたいと思います。

本年度から2カ年の新役員は次の通り。※敬称略

◇支部長=大沢謙一(名工土木、※新任)

◇副支部長=奥田和彦(奥田工業)

◇副支部長=杉山一樹(大宗土建、※新任)

◇理事=砂山右近(山一建設)、青木孝尚(木曽土建工業)、河政勲(大河建設、※新任)

◇監事=澤口和実(澤口建設)、志水和幸(畑中建設、※新任)

◇相談役=加藤晋悟(加藤組、※新任)

大沢新支部長

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