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事業者栃木県足利市
見出し足利市公共施設再編計画、足利学校、総合運動場も、市民体育館、市営5住宅を改修、6年間で8施設を長寿命  
掲載 2020年5月9日日本工業経済新聞(栃木版)  
本文

 足利市は、公共施設再編計画を策定した。2020年度から25年度までの6カ年の間に南部クリーンセンターを改築するほか、足利学校、総合運動場、市民体育館、市営住宅5カ所(堀込町住宅、滝の宮住宅、百頭町住宅、島田町住宅、五十部西山住宅)の計8施設を長寿命化大規模改修する。SRC、RC、S造構造は築80年が改築、中間年の築40年が長寿命化の目安となる。
 再編計画は公共施設全体の状況を把握し長期的な視点で改築更新、長寿命化、統廃合を計画的に推し進める指針となる。財政負担の軽減や平準化、施設の最適化を目指す。191施設を対象に、55年度までに延べ床面積換算で42・2%の削減が目標。
 築30年以上を経過した建物が全体の7割以上を占め、うち耐震診断が未実施なのは3割以上。基本方針は①財政や人口規模に応じた施設総量の適正化②新規整備抑制や費用対効果を考慮した更新③施設の集約化や複合化、効率的運営-に据えた。
 年間の更新費用は47億1000万円と試算。再編時期は短期(20~25年)、中期(26~35年)、長期(36~55年)に分け、改築、長寿命化、集約化といった道筋を示した。軽量鉄骨造や木造に関しては築50年で改築し、25年で長寿命化する。
 短期計画では、ごみ処理施設の南部クリーンセンターを改築。市民生活に欠かすことのできない施設であり、代替は不可能。新施設稼働後に旧施設は解体撤去する。建設に先立つ準備に着手しており、施設管理は民営化を視野に検討している。
 国指定史跡の足利学校は、年間18万人が訪れる市を代表する誘客施設。15年に日本遺産に認定され、教育、文化、歴史、伝統の象徴的存在。まちづくりの根幹に位置付けし、施設整備基金に積み立てしている。史跡足利学校跡保存活用計画に基づき、長寿命化する。
 市の中心的なスポーツ施設の総合運動場は陸上競技場、硬式野球場、プールの予防保全に努め、長寿命化を図る。このうち老朽化した体育センターは期間中に廃止する。各種競技会場に利用されている市民体育館は築40年が経過、大規模改修が急がれる。
 市営の堀込町、滝の宮、百頭町、島田町、五十部西山住宅の5カ所は新耐震基準を満たす。困窮する低額所得者に対し、低廉な家賃で賃貸する住宅は社会のセーフティーネットの役割を果たす。いずれも国庫補助を導入し、住戸改善工事を実施する。
 中期計画の10カ年では4000点を収蔵する市立美術館の改築または集約化、市立図書館の長寿命化または周辺施設との複合化を模索。ご当地性の高い草雲美術館、30団体が利用する毛野体育館、梁田児童センター(梁田保育所)、西保育所を長寿命化する。
 高齢者生きがいづくりの温浴や集会施設を供えた西幸楽荘、東幸楽荘、北幸楽荘に加え、シルバー人材センター、使用量収入が財源となる薬局施設を長寿命化。市営住宅6カ所は住戸改善、築年数が比較的新しい中堅所得者向けの中橋ハイツは長寿命化する。

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