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事業者栃木県宇都宮市上下水道局
見出し宇都宮市上下水道局、老朽管更新が本格化、実施計画、28年度までに245㎞  
掲載 2020年5月16日日本工業経済新聞(栃木版)  
本文

 宇都宮市上下水道局は、老朽配水管更新実施計画に基づく布設替え事業を本格化させる。計画期間は19~28年度。更新の総延長は245㎞で鋳鉄管等が127㎞、ポリエチレン管等が118㎞。総事業費は約481億円(鋳鉄管332億円、ポリエチレン管149億円)。23年度までの前期はインチ管や鋳鉄管を中心に98㎞、後期は147㎞の更新を想定。今年度当初予算に配水管整備費46億1030万円(前年度度比60・1%増)を計上した。
 市内の水道管の総延長は3184㎞(17年度)。上下水道局では1989年から3次にわたる計画を策定し、赤水や漏水の原因となる管の更新を実施。法定耐用年数の40年を超える管路は12%(約380㎞)にとどまっているものの10年後に40%以上、20年後に70%以上と急激に増加。効率的な計画に基づく更新を着実に進める必要性が高まっている。
 対象は鋳鉄管など口径が400㎜までの管路、ポリエチレン管1層管。水道管は法定耐用年数を超えても十分使用できるため、使用実績などを考慮した独自の「目標耐用年数」を設定。
 管種別の目標耐用年数はインチ管、石綿セメント管(ACP)を40年、水道用鋳鉄管(CIP)を55~75年、ダクタイル鋳鉄管(DIP)を80~100年、鋼管(SP)を40~100年、ポリエチレン管(PP)を55年とし、28年度までに目標耐用年数を超える管を重点的に更新していく。
 漏水発生や破損時の影響による被害規模と埋設期間を踏まえたリスク値の高い管路から更新し、口径75㎜以上で幹線道路や市街化区域など給水戸数の多い区域に布設された鋳鉄管等を優先。50㎜以下で給水戸数が少ない個所に布設されたポリエチレン管は主に計画の後期に更新する。
 計画する鋳鉄管等の更新延長は、目標耐用年数を超過するインチ管やCIP管、軌道下を横断する管路が30㎞、河川を下越しするものや修繕困難な管路、幹線道路の車道に布設された管路が25㎞、市街化区域のDIP管のA型やT型継手など破損や事故の危険性がある管路が67㎞。病院や避難所に直接給水している重要管路や緊急輸送道路のCIP管が2㎞、DIP管が3㎞。
 ポリエチレン管等は目標耐用年数を超過する40㎞、市街化区域内の修繕履歴のある管路やループ管路77㎞など。
 更新時には耐用年数の長い耐震管を採用し、管路の長寿命化と耐震化を推進する。工事の時期についてはリスクを十分考慮した上で、事業費平準化の観点から前倒しや先伸ばしを検討。ダウンサイジングの考え方も取り入れながら、可能な限りコスト削減を図っていく。
 継手形式や材質特性によって破損や事故の危険性があるものなど埋設環境が悪い管路は目標耐用年数を超える前であっても更新する。
 導水管など450㎜以上の基幹管路は耐震化事業で更新。土地区画整理など他事業関連の更新は効率性を重視して各事業の進捗に併せて布設替えを進める。実施計画は23年度に中間見直しをする予定。

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