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【さいたま市】ナカギンザセブン解体ついに始まる

2020/05/19 埼玉建設新聞

 ㈱有楽(東京都港区西新橋2-8-6)はさいたま市浦和区高砂2-8-3ほかで、通称・ナカギンザセブンの解体工事を計画している。施工者は㈱豊成東京支店(東京都中央区日本橋2-2-3RISHEビルUCF4F)が受注した。アスベスト検査を終えたため、12日に着工し、2021年6月30日の工期末を予定している。

 解体建築物はS造4階建て、総延べ床面積3166・73㎡、高さ14・8m。1947年に竣工した。アスベスト調査の結果、各階の梁吹き付け材にクロシドライトが見つかっている。

 解体工事・計画に関する問い合わせは豊成(03-6869-9113)まで。なおアスベスト調査も同社が行った。

 解体する建物は通称・ナカギンザセブンと呼ばれ、多くの飲食店が軒を連ね、地元の人に愛された場所だった。しかし建物の老朽化が著しく、取り壊す方針を固めた。現時点で2店舗が営業を続けているが、近く閉店する運びとなる。なお解体跡地の利用については明らかになっていない。

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