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茨城県水戸市

7校でトイレ改修/洋式化 五軒小は分離発注/赤塚中は改造設計策定

2020/05/21 日本工業経済新聞(茨城版)

 水戸市は、五軒小学校など7校の小中学校でトイレ改修工事を計画している。五軒小のトイレ改修工事は建築・電気・管に分け、6月に一般競争入札を発注する。また寿小・石川小・第三中・飯富中・石川中・国田義務教育学校でトイレ洋式化工事を予定している。


 いずれも和式トイレ1基を残して全て洋式化し、温水洗浄便座を設置する。6~7月までにそれぞれ管工事と、コンセント設置などの電気設備工事を発注する。

 改修設計は五軒小を㈲高槻建築設計事務所(水戸市)が、寿小ほか5校を㈲東匠設計事務所(同市)が担当した。

 本年度はほかに、赤塚中で配管を含めたトイレブース全体の大規模改造を行うための実施設計を策定する。指名競争入札で6月ごろまでに発注する見通し。

 予算額は、五軒小の工事費に1億5600万円を設定。寿小ほか5校の工事および赤塚中の実施設計には、小中学校トイレ洋式化事業費として1億5070万円を計上している。


 小中学校トイレ改修工事の詳細は次のとおり。便器の基数などは変更する可能性がある。

 [◆学校名(所在地)=①改修対象のトイレ箇所数②現況の便器基数③工事内容]

 ◆五軒小学校(金町3―2―25)=①11カ所②和式41基・洋式16基③和式2基・洋式55基への改修に加え、配管の更新や臭気対策を行う。

 ◆寿小学校(平須町1809―1)=①11カ所②和式45基・洋式14基②和式2基・洋式57基へ改修。

 ◆石川小学校(石川4―4035)=①11カ所②和式50基・洋式15基③和式42基・洋式23基へ改修。残りは校舎長寿命化改良事業の中で洋式化する予定。

 ◆第三中学校(朝日町2882―1)=①11カ所②和式39基・洋式14基③和式2基・洋式51基へ改修。

 ◆飯富中学校(飯富町4479―1)=①4カ所②和式11基・洋式4基③和式2基・洋式13基へ改修。

 ◆石川中学校(堀町2304―2)=①8カ所②和式36基・洋式9基③和式2基・洋式43基へ改修。

 ◆国田義務教育学校(下国井町2595―1)=①4カ所②和式22基・洋式9基③和式2基・洋式29基へ改修。

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