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新測協の総会/山岸体制3期目スタート/新たに3社入会

2020/05/23 新潟建設新聞

新潟県測量設計業協会(山岸陽一会長)の本年度定時総会が20日、新潟市内のANAクラウンプラザホテル新潟で開かれた。任期満了に伴う役員選任では山岸会長の続投が決まり、副会長の佐治力氏、吉澤隆氏、荒井隆二氏の3人も留任した。

3期目のスタートとなった山岸会長は「新型コロナウイルス感染症拡大の中、三度目の会長職を仰せつかった。置かれている環境は非常に厳しいと感じているが、新役員とともに協会運営に尽力していくので、会員の皆さま方にはこれまで以上のご支援、ご協力をお願いしたい」と呼び掛けた。

議事では2020年度の事業計画が報告。本年度は品質確保の促進と技術力向上を図るため、技術研修会の充実をはじめ、安全衛生管理や職場環境の改善を進め、測量設計業の経営基盤の安定と健全な発展、社会的地位の向上を目指す。具体的には業界の魅力発信に資する広報活動や測量士等資格取得事業と技術力向上研修事業の実施、地籍調査に関する県農地部との意見交換、県が開催する研修会などへの講師派遣、災害応援協定未締結市町村との締結推進、国土交通省などへの要望活動・意見交換などを予定している。

なお、総会終了後には新入会員3社の紹介が行われた。昨今、団体への所属意識が希薄となり、各団体とも退会増に歯止めがかからず、新たな会員確保に努めている。今回の新規入会で同協会の正会員は100社を超えることとなり、地道な入会活動が実を結ぶとともに、改めて協会の存在、所属する意義が強く示された格好だ。


【写真=山岸会長、新たな役員が選出された】

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