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埼玉県戸田市

戸田市が浸透施設162mを11月にも公告

2020/06/11 埼玉建設新聞

 戸田市は戸田公園駅西口緑地で浸水対策工事を計画している。工事は園路約162mにおいて、開削工法により雨水貯留浸透施設を整備する。施設の種類については設計で固める考えだが、委託時点ではプラスチック製二次製品か、砕石材埋設を候補に挙げている。当初予算で確保した工事費を投じ、11月ごろの着工を想定。2021年3月ごろの完工を目指している。設計業務を5月29日に告示しており、15日に開札する。

 浸水対策は、施工箇所に隣接する県道練馬川口線の南北地域を対象とする。降雨量が増えた際、北側の本町4丁目地内と南側の同5丁目地内で浸水被害が発生する状況が続いている。

 市は市域中央部の浸水被害対策として、北大通りの雨水貯留管設置にも取り組んでいる。20年度から21年度にかけて実施設計をまとめる見通し。早ければ22年度に地下埋設物の切り回しなどを実施し、23~24年度にシールド工法による工事を行う。

 貯留管については、RC製の受注生産品(直径6m程度)を搬入し、現場で組み立てる工程を想定している。

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