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(社)長野県建設業協会

合同委で2カ年の活動計画決める/青年部会長に杉山氏

2020/06/17 長野建設新聞

長野県建設業協会(木下修会長)は12日、2年に一度の合同委員会を松本市内の松筑建設会館で開き、本年度から2カ年の活動計画を決めた。本年度は協会役員の改選年だったことから委員等の変更があり、新しく総務委員長に宮下金俊氏(宮下建設・伊那支部)、建設技術委員長に大熊孝博氏(大栄開発・飯山支部)、そして青年部会長には杉山一樹氏(大宗土建・木曽支部)が就任した。

例年の合同委員会は、最初に全員が大会議室に集まり、その前で会長があいさつを行い、その後、各委員会毎に活動計画の協議に移る流れだったが、今回は新型コロナウイルスからの感染を予防するため、委員は直接、委員会が開かれる個室へ直行し、その個室を会長があいさつをして回る分散型の方式を採用。午前に総務、女性部会、青年部会が、午後に建設政策委員会と建設技術委員会が行われた。木下会長は各部屋を回り、「皆様の考えが協会の活動の柱となる。ここにいる全員の力が必要だ。2年間よろしくお願いします」と激励し、委員会の重要性と活発な議論に期待した。その後、指名された委員長や部会長のもと、各委員会と部会が開かれ、本年度の活動計画案を協議した。

委員会・部会別の委員長、副委員長、主な活動計画は次の通り。

【総務委員会】宮下金俊委員長(宮下建設・伊那支部、※新任)

副委員長は矢野健太郎氏(竹花組、※新任)と福澤直樹氏(フクザワコーポレーション、※新任)を指名。活動計画は、働き方改革への対応と完全週休2日制の実施拡大に向けての検討、信州大学建築工学科学生との意見交換会の検討、各支部女性部会の立ち上げなど。

【建設技術委員会】大熊孝博委員長(大栄開発・飯山支部、※新任)

副委員長は土木部門が大平敏一氏(大平建設、※新任)と関川光寿氏(関川組、※新任)、建築部門は堀内文雄氏(堀内組、※新任)を指名。活動計画は、工事しゅん工工事書類簡素化、ICT活用工事等への取り組み、営繕工事意見交換会の実施など。

【建設政策委員会】平林慶則委員長(平林建設・松筑支部)

副委員長は松本知雄氏(松本組)と北條將隆氏(北條組、※新任)を指名。活動計画は、ICT活用工事の総合評価落札方式における評価の県の方針に対する検討や小雪シーズンにおける除融雪委託業務に対する県への要望の検討など。

【青年部会】杉山一樹部会長(大宗土建・木曽支部、※新任)

副部会長は佐々木宏和氏(日建興業、※新任)、山岸邦太郎氏(山岸建設、※新任)、藏谷伸太郎氏(中野土建、※新任)を指名。活動計画は、若年者担い手の確保と業界のイメージアップについて研究し、学校・社会へ広報活動することなど。

【女性部会】倉科里絵部会長(相模組・大北支部)

女性部会は本年度から、総務委員会の一部として活動する。副部会長に小宮山弘子さん(小宮山土木)、佐藤美穂子さん(福美建設)、井浦麻美さん(川中島建設)を指名。活動計画は、現場見学会の開催を9月~10月頃を見込んでいる。場所は大町市内の建築現場で調整中。また、女性のためのセミナーを11月頃を予定している。

合同委

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