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茨城県守谷市

業務代行予定者を22日から募集開始/(仮称)新守谷駅周辺土地区画整理事業

2020/06/18 日本工業経済新聞(茨城版)

 新守谷駅周辺土地区画整理組合設立準備会と守谷市都市計画課は、(仮称)新守谷駅周辺土地区画整理事業で組合事務、調査設計、工事などを行う業務代行予定者の募集手続きを22日に開始する。対象区域は駅南側の守谷市立沢地内の一部と松並地内の一部で、面積は約20・3ha。10月にも優先交渉権者を選定する見通し。2021年度の事業認可取得、市街化区域編入を目指す。

 関東鉄道常総線「新守谷駅」は、常磐自動車道谷和原インターチェンジから約1・1㎞に位置し、西側に国道294号、東側に都市計画道路郷州沼崎線が隣接している。広域交通の利便性を生かし、商業施設や物流施設の立地が期待されており、土地区画整理による良好なまちづくりを推進する。

 業務代行予定者の応募要件では単体または共同企業体とし、①法人要件(破産手続きをしていないことなど)②代表者要件(土地区画整理事業の全業務の実績など)③デベロッパー要件(宅地建物取引業の免許など)④建設業者要件(土木一式工事に係る特定建設業許可者、土木1250点以上など)-などを掲げる。

 また応募者は7月16日に予定している現場説明会への参加が必要。参加受付は6月29日~7月10日に。

 業務内容は、業務代行予定者が準備会運営や土地利用計画作成など、業務代行者が組合運営や設計、造成工事など。

 準備会は21年度に組合設立を予定しており、組合の第1回総会で承認後、業務代行者となる。

 6月22日には守谷市のホームページに募集要領の公表を予定している。参加表明書類の提出期間は7月31日~8月7日。事業提案書は8月18日~31日に受け付け、9月18日に書類審査の結果を通知する。

 プレゼンテーション審査は10月1日に行い、同12日にも優先交渉権者を選定する。その後、準備会の議決を経て、同29日に業務協定を締結する予定だ。

 プレゼンテーションでは①業務代行の取り組み方針②土地利用方針の提案③土地区画整理事業の事業計画の提案④事業区域の提案⑤応募者独自の提案-の提案内容について審査する。


 【写真=施行区域図】

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