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(社)埼玉県空調衛生設備協会

埼空衛が「新しい生活様式」安心宣言団体に認定

2020/06/19 埼玉建設新聞

 新型コロナウイルス感染予防のガイドライン作成を進めていた埼玉県空調衛生設備協会(飯沼章会長)は11日、彩の国「新しい生活様式」の安心宣言団体として県から認定を受けた。建設関連団体による認定は、同協会が初となる。

 県では、感染拡大を予防する「新しい生活様式」の取り組みを定着化させるべく、企業や団体に感染拡大防止を徹底するガイドラインの作成スキームを構築。これに協会が名乗りを上げ、認定に向けて消毒設備や対面場所の遮蔽(しゃへい)を設けるなどして各種準備を進めてきた。準備が整った協会では今月5日に安心宣言を掲げ、同11日、これを県が認定した。

 安心宣言には、三密の徹底回避、感染防止対策、安全設備の設置など8項目の内容のほか、業種別宣言として協会独自による9つ目の項目を空調衛生設備業として列挙。上部団体である日本空調衛生工事業協会のガイドラインに沿った対応も盛り込んだ。

 県の要項によれば、建設関連団体は業種別宣言を求めない項目、すなわち感染リスクの低い項目に分類されているが、協会としては感染予防に徹底して取り組むという姿勢を示した格好だ。

 認定を受けて協会では、宣言と認定証を入口に掲示するとともに、正会員に事業所入口への掲示、社用車への宣言掲示、ホームページへの掲載、関係団体への周知を呼び掛けるなどして取組内容を広めていきたい考え。

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