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国土交通省湯沢砂防事務所

優秀論文に文明屋の相田氏、安全対策で創意工夫

2020/07/03 新潟建設新聞

 文明屋(大野康社長、湯沢町)の相田勇氏が執筆した研究論文「砂防工事における安全対策の創意工夫(松川入川渓流保全工事)」が2020年度全国砂防関係工事安全施工管理技術研究発表会の優秀論文に選考され、6月30日に北陸地方整備局湯沢砂防事務所で表彰式が開かれた。

 同事務所の鈴木啓介所長は流行する新型感染症について触れ「例年であれば霞が関で表彰式を開くのだが、感染拡大防止のため本年度は各事務所での開催となった」と近況を報告。その上で水管理・国土保全局砂防部の今井一之部長のあいさつを代読し「相田氏の受賞論文は他の現場においても役立つ項目が多くあり、全国の各現場へ普及し安全確保の強化につながることを願う」と期待を込めた。

 相田氏は「無事故は受・発注者共通の目標。これから活躍する若い人たちのためにも、安全対策を分かりやすく伝え、指導していきたい」と力強く応えた。 

 同発表会は1999年にスタートした土砂災害防止月間行事の一つ。20年度は全国から491の応募があり、相田氏の論文を含む7編が優秀論文に選考された。


【写真=鈴木所長、相田氏、大野社長(左から)、湯沢砂防で記念撮影】

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