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群馬県みどり市

みどり市は、温泉施設の移転新築でPFI導入を調査

2020/07/08 群馬建設新聞

みどり市は、温泉施設かたくりの湯(笠懸町鹿250)の移転新築について、PFIを導入できるかの可能性調査を7月下旬にも公募型プロポーザル方式で公告する。当初予算で調査業務委託料1000万円を確保した。また、移転候補地の測量と地盤調査業務を9月までに指名通知するが、2業務を一括とするかを検討中。委託料は測量534万6000円、地盤調査471万9000円となる。

1975年に開館した同施設はW造平屋、床面積423・5㎡。内部には浴室や脱衣所のほか、休憩室として20畳の和洋室1室、30畳の和室1室がある。温泉は、同施設の約900m北西にある源泉から供給している。

築40年以上が経過し、各所が老朽化。不具合箇所の補修を続けており、今後も維持管理費の増大が見込まれている。

2018年3月に市民などで構成する同施設の整備方針会議がまとめた意見書から、源泉付近への移転を計画。施設の整備と運営管理にPFI事業の適用ができるか検討する。また、候補地が沼地であったことから、施設の立地に適しているか地盤調査も行う。

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