県新潟地域振興局地域整備部は２日、新潟市北区の岡方中学校で土木出張ＰＲを開催し、同中学校２年生34人へ土木の魅力をアピールした。新潟県測量設計業協会、建設コンサルタンツ協会北陸支部、新潟県建設業協会女性部会も協力し、建設業のやりがいを伝えた。同地域整備部主催での開催は３回目。

　地域整備部の鍋倉章宏副部長は「土木の面白さや、建設業が自分たちが生活する地域にどのように関わっているか知ってもらい、将来の選択肢の一つにしてほしい」とあいさつ。

　同中学校の貝塚敦教頭は「以前から出前講座を依頼していたが、新型感染症の影響もあり実施を見送っていた。春に予定していた職場体験も中止になり残念な思いもした」と今回の出張ＰＲ開催までの経緯を説明。その上で「楽しみながら学び、土木の素晴らしさを実感してもらいたい」と呼び掛けた。

　講座では各団体が測量体験やドローン撮影の実演、動画で「教えて！ケンコンさん」「自分キラキラ！建設女子」を披露し、業務内容を分かりやすく生徒たちへ紹介した。

【写真＝測量を体験する生徒たち】