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群馬県渋川市

渋川市は中村緑地公園の進入路整備の設計に着手

2020/07/09 群馬建設新聞

渋川市は中村緑地公園(中村830-5)の既存進入路2路線の拡幅に向け、技研コンサル(前橋市)へ設計を委託した。順調に進めば工事発注は2021年度を予定している。市は進入路整備を公園の本格的な利用に向けた〝第一歩〟と位置付けている。

同公園は16年11月に閉鎖した渋川市民ゴルフ場の跡地。敷地面積は約23万8000㎡で、敷地中央部には関越自動車道が走っている。市は16年度12月補正予算で1億円を確保し、クラブハウス棟や駐車場などの付帯施設(496・85㎡分)も取得している。

進入路拡幅は200mと100mの2ルートが対象。公園利用者の出入り口となっているが、車両による進入が可能な幅員まで広げる計画としている。駐車場は公園管理棟前を使用しているが、新たな駐車場整備もこれから検討する。

公園のコンセプトは子どもから高齢者までのあらゆる世代が、健康づくりやスポーツに親しめる施設。庁内では検討委員会を設置し整備内容を検討しているが、未だ具体的な方針は定まっていない。これまでに野球場などのスポーツグラウンドを整備する案や、大規模な工事を行わない案も浮上している。17年4月に施設をそのまま使用する形で供用を開始、ジョギングなどで利用されている。

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