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群馬県吾妻環境森林事務所

県渋川森林事務所は柏倉町赤城山地区で土留め工を4基

2020/07/16 群馬建設新聞

県吾妻環境森林事務所は2019年10月に台風19号で被災した嬬恋村袋倉(東)地内で、土留め工9カ所を内容とした災害復旧工事を早ければ8月末、遅くとも9月に発注の考え。発注方式については検討中している。

施工箇所はJR吾妻線の袋倉駅から南東に位置する山腹斜面で2カ所で崩壊が発生した。崩壊により、村道および電信柱などが被災した。山腹斜面では3工区に分けて実施する。合計で全体延長162m、コンクリートボリューム628・55立方m。内訳は1工区で5基、2工区が3基、3工区は1基。延長と容積は次のとおり。◇№1=延長16・5m、容積38・75立方m◇№2=延長18m、容積73・39立方m◇№3=延長13m、容積48・47立方m◇№4=延長14m、容積45・41m◇№5=延長15m、容積52・08立方m。2工区は◇№6=延長31・5m、容積139立方m◇№7=延長15m、容積58・43立方m◇№8=延長21m、容積95・96立方m。3工区は◇№9=延長17・5m、容積77・06立方m。

設計業務は群馬県森林緑整備基金(榛東村)が手掛ける。土留め工の施工後は簡易法枠工を法面上部に行い、同地区での復旧工事を完了させる。簡易法枠工の工事発注時期は土留め工の進捗を見ながら検討する。土留め工の施工は工区が分かれているため、施工途中の発注も可能で最短で2020年度内の発注も視野に入れている。

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