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事業者千葉県教育庁
見出し基本設計等へ準備/県教育庁/県立図書館等複合施設整備/県予算に事業費5・6億円  
掲載 2020年7月22日日刊建設タイムズ  
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 県教育庁は「新県立図書館等複合施設整備事業」について、基本設計等に向けた準備を進めている。本年度当初予算に、基本設計や埋蔵文化財調査等に債務負担行為を含め総額5億6100万円を措置。昨年度に策定した「新千葉県立図書館等複合施設基本計画」を踏まえ、各種調査を実施するとともに、基本設計等に向けた検討を進める。基本計画に関しては、支援業務を図書館総合研究所が担当した。
 当初予算による本年度事業費は、基本設計業務委託に2億7400万円の債務負担行為を設定。また埋蔵文化財調査等には、2億4000万円を計上するとともに債務負担行為4700万円を設定している。埋蔵文化財調査は、予定地にある樹木を伐採するなどして実施する。
 同事業は、県立図書館3館(中央図書館、西部図書館、東部図書館)を1館に機能集約したうえで、文書館との複合施設となる新たな「知の拠点」を整備するもの。
 基本計画では、施設の設置場所を県立青葉の森公園はらっぱ(公園北側駐車場の東側)付近とし、施設規模を地下1階地上2階建て延べ1万7000㎡程度とした。敷地面積は周辺整備を含め1万8500㎡程度を見込む。用途地域は第2種中高層住居専用地域(建ぺい率200%、容積率60%)。開架冊数は約15万冊を予定する。
 文化情報資源を扱う機関との幅広い連携が実現可能な場所に整備し、県の新たな「知の拠点」にふさわしい、文化情報資源が集まる象徴的なエリアの形成を目指す。
 施設は①利用エリア②保存エリア③業務エリア④その他のスペース――の4つのエリアで構成。利用エリアは、開架・閲覧スペース(階層吹き抜け)、貸出カウンター、大型資料閲覧席、対面朗読室、授乳室、研修室、展示室、貴重資料・公文書・古文書等閲覧スペースなど。保存エリアには保存書庫を配置。蔵書は図書館205万冊、文書館50万冊(公文書換算)を見込む。階層吹き抜けの自動化書庫を導入し、延べ床面積を縮減。
 業務エリアは、館長室、事務室、市町村支援室、会議室、作業室で構成。そのほか、スペースエントランスホール(県史紹介コーナー、広報コーナー、休憩スペースなど)、機械室、電気室、警備員室などを配置する。
 18年1月には「県立図書館基本構想」を策定。この中で、県立図書館機能の向上を図るため、現在の3館体制を1館に機能集約し、新たな県立図書館を整備するとともに、類似施設との複合化の可能性を検討することとした。
 図書館と文書館は、施設・設備の老朽化や収蔵庫の狭あい化が顕著であることに加え、書庫・収蔵庫の温湿度管理をはじめとする適切な資料管理・保存が困難となっている。このため、両館を複合化した新たな拠点を形成することとした。

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