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事業者国土交通省関東地方整備局(建設)
見出し関東地整、那珂川整備計画変更案、3市町で浸水対策や堤防強化  
掲載 2020年7月23日日本工業経済新聞(栃木版)  
本文

 国土交通省関東地方整備局は「那珂川水系河川整備計画(大臣管理区間)」の変更案を公表した。県内の那珂川では浸水防止対策の施行場所に茂木町や那須烏山市、那珂川町の計14カ所、堤防強化の場所に4カ所を示し、那須烏山市下境遊水地を改めて位置付けた。
 大臣管理の那珂川区間は左岸が大田原市矢倉字下河原、右岸が同市佐良土字野島で、箒川合流点付近から海までの延長85・5㎞。河道整備など治水対策が進められているものの、流域全般にわたって十分な安全水準が確保されているとはいえない状況。
 浸水防止対策は中流部の狭窄部で輪中堤などを整備。県内では左岸側が常陸大宮市野田及び茂木町山内(46・5㎞付近)、茂木町の小深・牧野(49・5㎞付近)、牧野(51・5㎞と54・5㎞付近)、那須烏山市の大沢(66・5㎞付近)、興野(68・5㎞と69・5㎞付近)の7カ所。
 右岸側が茂木町の飯野(46・5㎞付近)、大瀬(53・0~54・0㎞付近)、大畑(55・5㎞付近)、那須烏山市の向田(60・5~61・5㎞付近)、野上(62・0~63・0㎞付近)、野上~宮原(63・0~67・5㎞付近)、那珂川町小川(81・0㎞付近)の7カ所。具体的な施設計画は関係機関と調整しながら検討する。
 また、堤防の浸透対策を実施する個所には右岸の那須烏山市表(68・0~68・2㎞)を設定。高水敷造成や護岸整備などの堤防強化対策を実施する。
 那須烏山市の下境遊水地は61・0㎞付近。洪水調節容量は約510万立方m。遊水地は区間に2カ所。茨城県常陸大宮市と城里町の34・5㎞付近にも約580万立方mの整備を位置付けた。
 施設の能力を上回る洪水を想定した対策としては、水門などの施設操作の遠隔化や自動化を実施。河川監視用CCTVカメラや光ファイバーなどの施設を整備するとともに観測機器や電源、通信経路の二重化を推進する。
 また、堤防決壊の時間を遅らせる堤防構造の工夫を行うほか、迅速な復旧に必要な堤防管理用通路の整備、河川防災ステーション・水防拠点の整備、既存施設の有効活用、根固めブロックなどの資材備蓄、災害車両の整備を必要に応じて実施。
 堤防強化の施行場所として左岸の那珂川町北向田~小口(79・7~82・1㎞付近)、右岸の那須烏山市表~滝田(68・0~69・0㎞付近)、那珂川町の吉田~小川(80・9~82・1㎞付近)、小川(82・4~83・5㎞付近)を挙げた。
 河川の維持管理にあたっては堤防や水門などの維持管理、河道内の堆積土砂の撤去、樹木・ヨシなどの植生管理を推進。新技術の活用を検討し、ライフサイクルコストの縮減に努めていく。
 施設の老朽化対策を効率的に進めるために施設状況データを整備し、長寿命化計画に基づいた戦略的な維持管理や更新を実施。長寿命化が困難な施設は対策工法を検討し、改築や改良を実施するとしている。
 計画期間は概ね30年。必必要に応じて適宜見直しする。16日に常陸河川国道事務所で変更案を議題にした那珂川河川整備計画有識者会議が開かれた。

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