西邑楽土地開発公社は、千代田町にある千代田工業団地で18・９haの拡張を計画している。早ければ年度内に造成設計業務を委託する。委託料は補正での確保を予定。計画エリアは上中森地内で、県が市街化区域への編入手続きを進めている。県都市計画審議会などを経て決定告示後の委託となる。

予定地は千代田工業団地の南側。東側に隣接して県企業局が千代田第二工業団地の造成を進めている。

用途は工業専用地域とし、建築物の敷地面積は最低限度を３０００㎡に定めた。

造成から分譲まで、一貫して同公社が手掛ける。

地区施設は調整池１カ所（面積約１・７ha）を計画。排水は既設水路への放流を予定している。

県が造成中の千代田第二工業団地は、３万５８４４㎡の東区画と５万３３２０㎡の西区画の２区画。進出の意向がある複数企業から造成面積を上回る引き合いが来ている。この動きに対応、新たな企業誘致の受け皿とするため、工業用地の拡大を図る。