甲斐市は老朽化が進む敷島南小体育館（大下条地内）の全面改修に着手する。年内に施工者を決め、来年度から本格的な工事に入る予定。８月補正予算案に設計監理費８０９万６０００円、工事費３億５１４２万８０００円を盛った。

　教育総務課によると、同体育館はＳ造平屋建てで、延べ床面積は１０６０㎡。１９８３年に建設された。今回の改修では骨組みを残し内外装を全面的に造り直す。電気・機械設備も全てリニューアルする予定という。設計はＯＮ・Ｔｉｍｅ・Ｄｅｓｉｇｎ・Ｏｆｆｉｃｅが作成した。

　同予算案が可決されれば、年内に入札を行い施工候補者を選定。12月市議会での契約承認を経て正式に施工者が決まる。体育館で始業式や卒業式を行うため年度内は準備工にとどめ、本格的な工事着手は来年度に入ってからになる見通しだ。

【写真＝全面改修する敷島小体育館】