新潟市は児童相談所施設整備基本・実施設計の結果、新潟市建築設計協同組合を最優秀者に特定した。
相談件数、一時保護件数の増加に伴う児童保護体制の強化をはじめ施設の狭あい化から、中央区川岸町地内で増築するほか現在の施設を改修するもの。増築棟規模にはRCまたはS造4階建て、延べ床面積1600㎡の規模を想定。改修する既存施設はRC造4階建て、延べ床面積1973・86㎡。
改修を含めた概算工事費には7億2600万円を試算し、内訳は増築分が6億3300万円、既存改修分に9300万円を見込む。工事期間には2022年2月から24年1月までを予定する。
プロポーザルには2者が参加し、次点の優秀者は、堤建築設計事務所だった。業務の実施方針、課題に対する提案、取り組み意欲が審査員から高い評価を得た同組合が最優秀提案者となった。なお基本構想の策定も同組合が担当している。