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埼玉県上尾市

上尾市が保育所など耐震化へ

2020/09/10 埼玉建設新聞

 上尾市は保育所など2施設の耐震補強工事を計画している。2021年度の施工を見据え、当初予算へ背工事費の要望をする考え。今後は耐震診断業務と設計業務の結果に基づいて、耐震工法を固める。設計業務2件には11日に開札する。加えて原市南保育所でも近く耐震補強を想定、千葉構造設計コンサルタント(羽生市、048-563-1573)が診断業務を担っている。

 対象となる施設は、西上尾第一保育所(小敷谷845-1)と児童発達支援センターつくし学園(藤波1-209-1)の2施設。つくし学園についてはスリットの採用や壁面増し打ちなどが候補に挙がっている。

 西上尾第一保育所はS造平屋、床面積約366㎡で、1966年に完成した。新たな子育て複合施設に編入予定だが、耐震性能を担保するために施工する方針。診断を神田建築設計事務所(さいたま市、048-667-0272)が進めている。

 つくし学園に関してはRC造平屋、床面積約515㎡。75年から供用している。診断は片渕設計(さいたま市、048-852-1343)へ委託した。

 原市南保育所(原市4166)はRC造平屋、床面積約530㎡で、76年に竣工した。

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