新潟市は新潟駅万代口のバスターミナルで、バリアレス縁石の実証実験を開始した。アドヴァンス社製のバリアレス縁石は、縁石側面がバスのタイヤのガイドとなり車両を正確に縁石側まで寄せることが出来る。縁石ピッタリまでバスを付けることで乗降口と歩道の隙間を無くし高齢者や車椅子、乳母車等の乗り降りをスムーズにするほか、乗降時間の短縮による定時性の向上が期待される。
市では、これまでに秋葉区役所前の構内道路や同区程島地内の市道バス停に設置している。
実証実験は12月28日まで行われ、路線バスが正着するための運行訓練やバス停のバリアフリー、道路空間の再構築などについて検証を行う。
国土交通省の道路に関する新たな取り組み現地実証実験(社会実験)に申請し、採択されていたもので、実証の結果を検証し、新潟駅高架下バスターミナル(高架下交通広場)へ導入する。