北陸地方整備局新潟国道事務所建設労働災害防止大会が24日、新潟市江南区文化会館で開かれた。同事務所発注工事の受注者など約150人が参加し、建設労働災害防止への決意を新たにした。また今年は新型コロナウイルス感染症対策等にも配慮し、安全宣言の中で健康管理や週休2日を加えて全員で取り組みを確認。そのほか同事務所発注工事の中から、本年度の安全管理優良受注者として表彰された第一建設工業と皆川組より安全対策の事例紹介も行われた。
同事務所発注工事等では、2015年度~20年8月までの5年間で、37件の事故が報告されている。内訳は地下埋設物・架空線損傷等が14件で最も多く、次いで建設機械・工具取り扱い事故が10件、車両損傷や人身など第3者災害が7件、熱中症が2件、飛来落下・墜落・転倒災害が1件と続く。本年度の重点目標では、これらの事故・災害の防止に加えて感染症対策を設定している。
【写真=全員で取り組み確認】