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埼玉県北本市

北本市が栄小活用など公共集約化

2020/09/29 埼玉建設新聞

 北本市は公共施設の集約・複合化に向けた検討を加速させる。2020年度に廃校となる栄小学校校舎などの活用案を公募。校舎2棟、屋内体育館1棟と校庭を活用し、公共施設・機能の集約を目指す。公共施設適正配置計画では(仮称)体育機能重視型市民活動交流センターの設置案も示しており、市民から募るアイディアも含めて検討したい考えだ。

 栄小(栄1)には校舎が2棟立地。どちらもRC造4階建てで、A棟が延べ床面積3070㎡の1971年建築、B棟は1969㎡で76年に完成した。両校舎は2012~13年に耐震補強工事を実施。補強後にIs値は0・78~0・88へ改善した。

 体育館についてはS造平屋、床面積876㎡で、75年に竣工している。校庭にはプールと付属する施設、備品倉庫や屋外トイレなどが設置してある。

 学校は第一種中高層住居専用地域に位置している。都市計画法に基づく用途制限として、共同住宅や2階建て以下の店舗に加え、保育所、高齢者福祉施設、児童厚生施設などが建設可能となっている。

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