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事業者国土交通省利根川上流河川事務所
見出し利根川流域治水案、思川、巴波川で堤防や掘削、南摩ダムで洪水調節  
掲載 2020年9月30日日本工業経済新聞(栃木版)  
本文

 国土交通省利根川上流河川事務所は利根川上流流域治水協議会に対し、利根川・江戸川流域治水プロジェクトの中間とりまとめ案を提示した。本県は国管理区間の河川対策に加え、利根川上流区間、思川圏域、巴波川圏域の県対策を位置付けた。思川圏域は行川、黒川、武子川、小藪川、大芦川、姿川、豊穂川、思川、巴波川圏域は巴波川、永野川、杣井木川の治水対策を追加した。2021年3月に最終版を公表する。
 気候変動による水害の激甚化や頻発化に備え、流域全体で水害を軽減する「流域治水」を計画的に推進するのが趣旨。沿川自治体5県30市町が流域治水の全体像を共有し河川対策、流域対策、避難水防対策を策定。対策実施状況をフォローアップする。
 2019年10月の東日本台風では、各地で洪水による戦後最大の被害が発生。国管理区間の利根川本堤が決壊した1947年9月のカスリーン台風と同規模の洪水に対し、事前の防災対策を進めていく。首都圏中枢部での溢水を防ぎ、社会経済活動を維持する。
 本県は県土整備部、栃木市、小山市、野木町が参加。実施事項、進め方、流域治水の検討課題を整理。県管理区間(整備計画策定河川)の事業メニューを追加した。国や県管理区間の河川に関する対策を図示し、流域に関する対策案、避難・水防に関する対策案を記載した。
 思川圏域のハード対策は行川、黒川、武子川、大芦川、姿川、豊穂川が堤防整備、河道掘削等、小藪川が堤防整備、調節池、河道掘削等、思川が河道掘削等。水資源機構思川開発建設所が今年度から着工し、24年度の完成を目指す南摩ダム建設も該当する。
 県南部に位置する巴波川圏域のハード対策は永野川が堤防整備、河道掘削等、巴波川が堤防整備、遊水池、河道掘削等、杣井木川が排水機場整備、調節池等が該当。両圏域の流域対策は下水道排水施設、雨水流出抑制施設、雨水貯留浸透施設の設置ほかを挙げた。
 強靭性、包摂性、持続可能性を考慮。流域全体で河川区域や氾濫区域だけでなく集水域を含めた全域で対策を講じる。洪水防御効果の高いハード対策と命を守る避難対策のソフトを組み合わせ、情報通信技術を避難行動支援や防災施設に活用する。

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