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群馬県教育委員会管理課

公立学校への空調設備設置状況示す

2020/10/01 群馬建設新聞


県教育委員会管理課は9月1日時点の公立学校への空調設置状況を示した。特別教室は小中学校の設置率が59・9%、高校39%。体育館も小中学校1・7%、高校1・2%と低い状況。普通教室は99・5%が設置済み。全国平均の92・8%を大きく上回った。高校は設置率が100%に達している。

小中学校で普通教室への設置率が100%に達していないのは20室が残る長野原町と14室が未設置の草津町のみ。

特別教室は◇榛東村◇吉岡町◇下仁田町――が100%設置済み。また、設置率が90%を超えているのは◇伊勢崎市(92・2%)◇富岡市(98・6%)◇みどり市(93・2%)◇東吾妻町(92・6%)◇玉村町(93・4%)◇明和町(92・7%)――の6市町となる。設置率が低いのは草津町や嬬恋村など気温が低い地域が中心。

体育館やアリーナ、武道場への設置は小中学校全595室のうち10室のみ。高崎市と沼田市、みどり市、榛東村、明和町の一部学校で設置されている。

幼稚園については◇保育室=99・6%◇特別教室=66・3%◇体育館等=62・5%――の設置率となっている。

県教育委員会は、市町村に対して必要とする部屋への空調設置に対して、国庫補助を適切に活用するよう支援を実施。

県立学校については特別教室など未設置箇所について、今後設置の検討を進める方針としている。

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