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山梨県峡東建設事務所

新規3事業を計画 県峡東建設・河川砂防管理課

2020/10/03 山梨建設新聞

 県峡東建設事務所・河川砂防管理課は来年度、3つの新規事業を計画。今後県の公共事業評価会議に掛け事業実施の妥当性などを評価する。

 砂防事業では2カ所で堰堤建設を計画。1カ所は山梨市牧丘町西保下地先に新設する「堀入沢砂防」で、設計は富士エンジニアリングが担当。もう1カ所は笛吹市御坂町下黒駒地先の「出黒川の2砂防」で、建設コンサルタントセンターが設計を進めている。

 急傾斜地の崩落対策では、山梨市万力地内の対策工事を計画。現場はホームセンターのJマート万力店裏手で、一部はすでに対策済み。事業化に先立ち本年度、延長約100mにわたり現況調査などを実施。調査業務は基礎地盤コンサルタンツに委託した。

 このほか同課では、2022年度以降の事業化を目指す、「北平-1」急傾斜地崩壊対策の予備設計に着手した。現場は甲州市塩山上於曽地内にある向嶽寺の東側で、周辺には塩山温泉の宿泊施設などが並ぶ。本年度、ニュージェックに業務委託し、延長約150mにわたり現地を調査。その結果を見て事業化を進めるか判断する。

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