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「100年先も誠実を胸に」福田組が入社内定式リモート開催

2020/10/03 新潟建設新聞

 福田組は1日、2021年度入社予定者の内定式を開いた。感染症対策として新潟本社と東京・北海道・大阪・名古屋の5会場をオンラインで接続し、参加した24人がリモート形式で採用内定書を受け取った。21年度は土木・建築の両部で1人ずつ女性技術者を採用する予定だ。

 荒明正紀社長は「本来であれば内定者を一同に集めて開催するところだが、このような形での内定式となった」と経緯を説明し「来春にはみんな同じスタートラインに立つ。それぞれが互いに刺激し合い、切磋琢磨(せっさたくま)しながらひとつずつ経験を積み重ね、成長していく姿を期待する。福田組は創業120週年を迎えようとしている。フクダグループスピリット「100年先も誠実」を胸に抱き、未来を拓いていこう」とモニターの画面越しから各会場の一人一人を激励した。

 石川渡副社長が「弊社には長い歴史という『過去』があり、そして『現在』がある。その先の『未来』を築く一役を担ってほしい」と呼び掛けた。

 相馬良一建築部長と齋藤秀明土木部長も、新社会人としての心構えや、何事においても先輩や同期と相談し合うことの重要性を伝えた。

 先輩社員も応援メッセージを送り、内定者の緊張をほぐすような歓迎の言葉を送った。

 21年度に内定交付を受けた24人は、土木部8人(うち女性1人)、建築部11人(同)、管理部に5人が配属される。高卒採用者の内定は21年3月上旬の予定。


【全国の会場へメッセージを送る荒明社長(モニター)】

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