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埼玉県さいたま市

さいたま市が水道事業長期構想素案まとめる

2020/10/06 埼玉建設新聞

 さいたま市は、2021年度から運用する水道事業長期構想素案をまとめた。将来的な供給量減少を見据え、水道施設の最適化を目指す水道施設の再構築を推進する。特に投資に関する基本的な考えでは、2項目を柱に掲げており①施設・設備の廃止・統合・合理化②施設・設備の長寿命化などの投資の平準化--を設けた。

 施設・設備の廃止・統合・合理化は、将来の水需要の減少や非常時におけるバックアップ能力も考慮し、浄・配水場の統廃合を進める。また、ポンプ設備や管路などについても、更新に併せて適正規模へ見直す。

 投資の平準化では、適切な維持管理を行い、長寿命化を図る。さらに施設更新を施設機能の劣化状況や更新実績などに基づきながら行い、更新費用の平準化に努める。

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