不法投棄を防ぐため県などによる県下一斉パトロールが1日、実施された。これは産業廃棄物適正処理強化月間の活動の一環で、県や県警、市町村、県産業資源循環協会ら約80人が参加。各担当区域を巡回し、不法投棄の発見や原因者の特定、適正処理の指導などを実施した。
峡南地域では県や市町村の職員ら約30人が参加。県の西八代合同庁舎で出発式を行い、各地域のパトロールに向かった。身延町の山中では家庭ごみや家電などの不法投棄があり、県の職員らが廃棄物の品目や量などを記録した。
今回のパトロールでは峡南地域の48立法mなど、全体で約69立法mの不法投棄が見付かった。県の担当者は「不法投棄は許さないという意識を県民の皆さま一人ひとりが持ってもらいたい」と話し、今後もパトロールを続けるほか、不法投棄を見付けた場合、県(℡055-223-1517)へ連絡してもらえるよう呼び掛けている。
【写真1=県西八代合同庁舎で出発式を行った】
【写真2=不法投棄の状況をチェック】