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埼玉県

川越線橋梁架け替え協議会でJRがオブザーバーで参加

2020/10/08 埼玉建設新聞

 県議会9月定例会は6日、一般質問最終日を迎え、神尾髙善議員(自民党)が登壇した。神尾議員は未来を見据えた積極財政と銘打ち、埼玉版時局匡救事業(仮称)や東西交通網の確立、地下鉄7号線の延伸など取り上げた。神尾議員は「新たな県民生活・県民経済を構築するためのビジョンを県民に示し、大胆な財政出動を実施することが強く求められるのでは」と訴えた。

 県執行部は埼玉版時局匡救について「財政状況が厳しい中、県単独で実施することは困難。国と一体となった未来を見据えた積極的投資に取り組む」と答弁。

 東西交通ではJR川越線橋梁架け替えに伴う複線化を議論。関根信明議員が同様の一般質問(1日)を行った翌日に、JR東日本から県に対して正式な協議会にオブザーバーとして参加する回答を得たことを明らかにした。

 県庁建て替えに伴う機能分散については「地域の活性化、まちづくりの視点などを踏まえつつ、本庁機能の分散化も含めて幅広に検討していく」と答弁した。

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