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日本赤十字社新潟県支部

赤十字会館建替設計プロポ12月に特定

2020/10/09 新潟建設新聞

 日本赤十字社新潟県支部は、現地建て替えを計画する赤十字会館の基本・実施設計および解体の設計者を12月中に特定する。設計者の選定に向けた公募型プロポーザルを公告した。参加表明書を今月27日まで受け付け、11月4日にプロポーザル提出者を選定する。11月20日~12月4日までの期間で提案書を受け付け、12月14日にヒアリングを行い特定、16日に結果を通知する。

 新会館の規模には支部支社にS造2階建て(耐震構造、重要度係数1・25)、延べ床面積1500㎡程度、救急倉庫にS造平屋または2階建て、延べ床面積78・9㎡程度を計画。また普通車4台、トラック1台分のS造車庫も建設する。

 基本・実施設計期間は2021年1月~7月、工事監理期間に8月~22年9月を予定する。

 新施設の機能には災害発生時の救護活動拠点や活動を周知する広報展示室、研修会、応急手当の体験等が行えるスペースや市民が気軽に立ち寄れることなどを想定。

 現施設の解体跡地で新庁舎の建設し、解体工事期間中は機能を一時移転。現地には事務所・旧血液センター(RCおよびSRC造5階建て、延べ床面積4408・55㎡)、倉庫・車庫(S造2階建て、444・75㎡)、発電機室(S造平屋建て、17・6㎡)が残る。

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