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的場流通南工業団地で安全祈願祭を挙行

2020/10/10 新潟建設新聞

 廣瀨は的場流通南地区工業団地の造成工事着手に伴い8日に起工式・安全祈願祭を執り行った。

 新潟市が2017年度に新たな工業団地の確保へ民間事業者から開発計画を募集していたもの。新潟市西区小新字的場地内の開発区域10・4haで、宅地9・2ha、公衆用道路(幅員15m)0・65ha、雨水調整池0・55haなどを整備する。7区画の整備を計画し、このうち4区画で分譲契約に向けた交渉が進められている。工期には2020年10月~22年8月までを予定。施工は同社、開発設計は都計が担当する。

 市が公募した新たな工業団地8カ所のうち、ことし1月時点で約8割に企業進出の意向があったものの、新型コロナウイルスの影響により一部で進出に慎重となる企業も現れた。市では用地取得に掛かる助成制度の対象範囲を用地取得から3年以内の操業開始を5年以内に延長するなど、各種支援制度で対応している。

 廣瀨の廣瀬徳男社長は「工事完了にはまだ時間がかかる。今後、コロナが収束して景気が回復し、進出企業が増えることで新潟市全体の活性化につながれば」と語る。


【写真=鍬入れを行う廣瀬社長】

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