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茨城県竜ケ崎工事事務所

来年度はIC周辺着手/北側1・2㎞舗装進む/土浦竜ケ崎線BP

2020/10/10 日本工業経済新聞(茨城版)

 県竜ケ崎工事事務所道路整備第一課は、主要地方道土浦竜ケ崎線のバイパス整備で、IC北側の重点区間約1・2㎞について引き続き路盤舗装を推進する。2021年度には圏央道牛久阿見インターチェンジ(IC)周辺に着手し、22年度にも表層の舗装や区画線工などを実施する考え。22年度の供用開始を目指す。


 重点区間の約1・2㎞は幅員30mとし、両側歩道の4車線を想定。管渠型側溝を両側に整備する予定。このうち約700mで中間層までの舗装を完了しており、残りの約400~500mの路盤舗装なども公告済みで、順次実施していく。

 IC周辺は整備着手に向け、東日本高速道路㈱との協議を進める。IC周辺の整備とともに、南側の暫定供用区間とのすり合わせなども調整していく考え。

 設計は、バイパス区間~IC手前までを㈱福山コンサルタント(福岡県福岡市)がまとめた。IC周辺は㈱片平新日本技研(東京都文京区)が進めており、年度内には策定する見通し。

 土浦竜ケ崎線は土浦市から龍ケ崎市までを縦断する幹線道路。このうちICへのアクセス強化や、周辺道路の渋滞緩和を図るため、阿見町実穀~牛久市結束町の5・35㎞でバイパス整備を計画した。

 総事業費は約109億円を試算しており、進捗率は19年度末時点で約70%としている。

 これまでにIC南側の約1・9㎞区間を暫定2車線で、さらに南側の約1・4㎞区間を4車線で供用している。現在は北側のIC周辺~土浦稲敷線バイパスまでの約1・2㎞区間を重点的に進めているほか、南側の暫定区間について4車線化に取り掛かっている。


 【写真=位置図】

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